Bauhinia variegata /フイリソシンカ
 科名属名学名 マメ科ジャケツイバラ亜科Bauhinia variegata 
 タイ名 เสี้ยวดอกขาว(シアオ・ドークカーオ) 
 その他名称 英名Varigated bauhinia。 インド・マラティー名 kanaraj, kavidara
 原産地 インド・ビルマ・タイ,ラオス,中国南部。      タイでは北部の山林に多く生育。
 用途など 若葉・幼莢を食用。装飾樹・観賞樹。            *ナーン県(北部)他の県花。
     
 花 花序
   
 チェンマイにて撮影 果実  葉
     
 幹  幼花(幼花は白い)  

 樹形・幹・葉 高さ5~10m落葉樹。            葉:単葉,互生。5~18cm円形で先端2股分岐。
 花・果実 花:白色~紅紫色,花弁5,雄蕊5。微芳香。 果実:莢果。長さ15cm広線形扁平。
 花期 12~2月開花。
 
 雑感 白色の花は清楚に形整い美しく、チェンマイ市内にも植樹は多い。特に山林部に生育の樹は全落葉後に開花し、真っ白の一色の満開は見事なものである。タイ北部ナーン県の県木で同県内には多数生育。

*本種の花色は白花~紅紫色であり、高地では白色系統であるが、低地では紅紫色を帯びる。紅紫色を帯びると、アカバナソシンカ(Bauhinia x blakeana )に似て、花だけでは判別がしがたいことがある。しかし、アカバナソシンカは果実が生らないので、果実の有無で判別すれば好い。果実は長らく木に着生している。
低地の植物園では、紅紫色に開花すると思われる。
                    
*幼花は全くの白花で幼花だけではシロバナソシンカとの判別は困難。


 チェンマイ市内にて満開のフイリソシンカ   全落葉後の満開ではないが美しい。


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