Cassia fistura /ゴールデンシャワ-
 科名属名学名 マメ科ジャケツイバラ亜科Cassia fistura               別和名ナンバンサイカチ
 タイ名 ราชพฤกษ์(ラーチャプルック) ต้นคูน(トン・クーン) 古名ชัยพฤกษ์(チャイヤプルック)
 その他名称 英名Golden shawer tree 
 原産地 熱帯アジア。
 用途など 装飾樹(街路樹,庭木)。木材。*タイの国花 *ナコンシータマラート県(南部)の県花。
     
 花  花序
   
 チェンマイにて撮影  果実  葉

 樹形・幹・葉 高さ6~12m落葉樹。幹は灰褐色。葉:偶数羽状複葉,互生。小葉は4~8対。長さ6cm長卵形。
 花・果実 花:花径5~8cm萼片5花弁5黄色・雄蕊10(内3本長)雌蕊1長湾曲。総状花序。芳香あり。 
       果実:莢果。長さ60~80cm円筒形。暗黒色に熟。種子多数。
 花期  3~4月開花旺盛。 果実は通年着生。 
 花は1~3月に開花するが,その後も1~2の花序をほぼ通年で咲かせ続けることが多い。従って果実は常に緑色の果実が混在してみかける。これは季節外れの開花ではなく,本種の繁殖維持の手段と思われる。花は乾期後半の落葉期を除き、ほぼ常時見ることが出来る。*ムラサキソシンカの花も同様です。
  
 タイの国花 ゴールデンシャワーはタイの国花である。ราชพฤกษ์ラーチャ・プルックという名称は,ラーチャ=王の,王国の プルック=植物であるから,王国の植物(タイの国名はタイ王国)の意である。なお,植物名はต้นคูน(トン・クーン)である。国花としての定めは法令にはないと思われる。
 
 植物染料 熟莢果を使って、繊維を茶褐色に染色する。
 雑感 チェンマイ全域,タイ全土に,本当によく植樹されている。暑期(4月)は全国的にこの花盛りである。


チェンマイの堀を飾るゴールデンシャワー  堀の周囲はゴールデンシャワーの植栽が最多数。


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