Bauhinia glauca ssp. tenuiflora/クライミング・バウヒニア
 科名属名学名 ジャケツイバラ科Bauhinia glauca ssp. tenuiflora
 タイ名 เสี้ยวเครือ (シアオ・クルア)
 その他名称 英名Climbing Bauhinia  
 原産地等 東南アジア大陸部・中国南部の(高い)山地に生育するが、数は少ない。   
 用途等  
       
 花  花序
   
シリキット植物園にて撮影 
(正面の大樹の極冠に開花している。左下は単車)
 果実 他樹の極冠に開花の様子
   
葉(根本付近)  幹(根本)  落下花

樹形・幹・葉 常緑木本性蔓(かなり落葉)。葉:単葉、互生。長さ4^9cm円いハート型先端2裂。
花・果実 花:径3cm白色花弁5。雄蕊3本長。散房花序。果実:莢果。長さ10cm扁平長楕円形。種子10~30個。 
花期 4~8月開花。果実は9~11月熟。
 
 本種は名表板が無く正確な種名は不明であるが、根本付近の葉と落下花からBauhinia  glaucaの一種と思われる。Bauhinia glaucaには複数の亜種等があり、手持ちの参考本やタイのHP情報から、Bauhinia  glauca ssp.tenuifloraと推定し、その植物情報を記載した。 (*間違っているかもしれないが、エイヤっと掲載!)
 
雑感 シリキット植物園を散策中に極冠が白色に満開の樹を見つけた。樹はフタバガキ科Shorea属の高木で30m近くあり、もちろん本樹の花ではない。名表板は無かったが、落下花を見てClimbing Bauhiniaに違いないと思った。蔓はそれ程太くないが随分と高く登るものだ。このフタバガキ科の樹は極冠を制されて命は風前の灯といったところである。

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