Cassia javanica / ジャワセンナ

科名属名学名	マメ科ジャケツイバラ亜科学名Cassia javanica
タイ名	ชัยพฤกษ์（チャイヤプルック） *タイ名チャイヤプルックは、カンラパプルックやラーチャプルックにも使われることがあるので要注意。
その他名称	英名Javanese Cassia, Pink and white shawer。
原産地・分布	インド～マレーシア。　　　　　　　　　　　　　　　　　　タイでは南部の雑木林に生育多。
用途など	装飾樹として庭先等に植栽。　　　　　　　　　　　　　　　チャイナ―ト県（中部）の県花。

	花	花序
チェンマイ市内にて撮影	果実	葉

幹		名表板

樹形・幹・葉　高さ15m迄の落葉樹(半落葉）。　　葉：羽状複葉・互生。小葉5~15対。長さ2.5~5cm楕円形。

花・果実　花：花径2.5~3.5ｃｍ。萼片5花弁5濃赤色~白色に変化。・雄蕊10（内3長）。枝先の葉腋に総状花序。 　　　　　　　果実：莢果。長さ20~60cm円筒形。黒熟、不裂開。種子は扁平円形。多数。

花期　　　花期１~2月?。　果期7~9月。　　（花画像撮影は5月末）

学名に関して　Cassia javanicaは亜種(ssp）が数種あるが、掲載画像の亜種名は不明。上述の特徴はCassia javanica subsp javanicaから翻訳転載した。見た目には亜種間の相違は大きくはなさそうである

本種とカンラパプルック（Cassia bakeriana）との相違点等 　本種は花序が枝先に開花し極冠部に多い。カンラパプルックは花序が樹全体に開花し長袖状になる。タイでは南部に多く北部には少ない。タイではCassia bakerianaが圧倒的に多い。 　 　個々の花は濃赤色から白色へと変化するようだが、全体として赤白混在に見える！この濃赤色から白色への　変化が異種交配種レインボーシャワーの多様な花色の源かも？

雑感　ジャワセンアは長らく探し続けた。漸く見つけたこの樹は枝打ちされて2年ほど開花を待った。撮影したのは花期の終り頃で花画像はイマイチ！加えて咲き始めと色合いは異なる可能性がある。 カンラパプルックとの相違点、異種交配種レインボウシャワーとの共通点等が気になっていたが、少し解ってきた。もう少し多く撮影して確信に満ちて比較したいものだ。

「そぞろ歩きとタイの花」さんのブログに、バンコク・シリキット公園に開花のCassia javanica L　が掲載されていますので勝手ながら、リンクさせて戴きました。　　　　　　　　＊私は同公園でこの樹を探したのですが見つけれませんでした。

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