Bauhinia monandra / ヨータカー
 科名属名学名  マメ科ジャケツイバラ亜科・学名Bauhinia monandra           
 タイ名 โยทะกา( ヨータカー)
 その他名称 英名St. Thomas Tree、Napoleon’s plum, One stamened bauhinia
 原産地・分布 カリビア海~太平洋の諸島、オーストラリア、ミャンマー、マダガスカル。
*原産地は熱帯アメリカと推定されている。タイは原産地ではなく、植栽も少ない。
 用途など 装飾樹として植栽。 
     
 花(雄蕊長1本突出)  花(旗弁は反転)
   
 チェンマイ郊外にて撮影  花序  果実

 樹形・幹・葉 高さ15m迄の常緑樹(半落葉?)  葉:単葉・互生。大きな心臓形先2深裂。
 花・果実 花:花弁5匙形クリーム色(旗弁は赤色斑点がある)。雄蕊1長9極短・雌蕊湾曲。総状花序。
       果実:莢果。長さ20cm扁平な帯形・茶褐色。種子は10~20個。
 花期 不明 (掲載画像の花は8月撮影)       
 
 種名の混同 タイではタイ名โยทะกา(ヨータカー)はキバナモクワンジュ(Bauhinia tomentosa)と同名であるため、Bauhinia monandraの学名でキバナモクワンジュの画像が掲載されることがよくある(とタイのサイトに記載)。
*日本でもNet画像にこの学名で別の花が散見される。雄蕊1本が判別の決め手!
 
 雑感 チェンマイでの植栽は殆ど無いが郊外で1本見かけたので撮影した。なかなかに美しい花であるが、この株は小型で花数少なかった。名表板のある大木を見て事前に花を調べておいたので判ったが、本命のこの大木は倒木されて開花は見損ねてしまった。大きな樹に満開する画像を掲載したかったが、、。

本種の特徴は、目に見える雄蕊は1本だけであり、種小名 monandra「一つの雄ずい」」の意のとおりである。

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