Saraca declinata /サラカ・デクリナタ |
科名属名学名 | ジャケツイバラ科Saraca declinata |
タイ名 | โสกเขา(ソーク・カオ) カオ=山 |
その他名称 | 英名Red saraca |
原産地等 | 東南アジア。 タイでは中部~南部の低い山・川辺に多く生育。 |
用途等 | 装飾樹して公園などに植栽。根等は薬用。 |
花 | 花序 | |
バンコク・シリキット公園にて撮影 | 果実 | 葉 |
樹形・幹・葉 高さ5~15m落葉樹。 葉:2回羽状複葉、互生。小葉は3~7対、長さ8~40cm長楕円形。 | ||
花・果実 花:萼片4やや赤味ある黄色、花弁無し。雄蕊3~5本(4本が多い)。芳香は無い。 果実:莢果。長さ10~30cm扁平な長方形やや捩れる、先端突起。種子は6~8個 |
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花期 1~5月開花 | ||
雑感 本種はタイでは中南部に多く、北タイには自生していない。全体的にはムユウジュ(Saraca indica)とキバナサラカ(Saraca thaipingensis )を足して2で割ったような感じの樹である。花の色は成長につれ黄色がかっているが末期には赤色を帯びる(ムユウジュ程には赤くならない)。ムユウジュとの決定的な相違点は雄蕊の数で、本種は3~5本(4本が多い)、ムユウジュは6~8本である。キバナムユウジュは3~7本なので多少の相違点。 見慣れてくると、花の付く位置や葉の色形で大方は判別できるが、時に迷うこともある。 *チェンマイ花博公園の通路に多数のムユウジュ(名表板Saraca indica)が最近植栽されているが、同園のインド庭園に従来から植栽のムユウジュとは相違して本種に似ている。私は本種ではないかと??? *雄蕊の本数による識別法は、タイのHPより引用しました。掲載画像は雄蕊数が解り難く、、スミマセン! |
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