Anisoptera costata /クラバーク
 科名属名学名 フタバガキ科メルサワ属Anisoptera  costata                        
 タイ名 กระบาก(クラバーク) 
 その他名称 英名Mersawa   マレー名Mersawa,Mersawa kasat(メルサワ・カサット)  
 原産地 タイ・インドシナ・インドネシア(ボルネオ島に多い。)   タイ国内では東北部に多く生育。
 用途など  木材(建築用)                   *ヤソートーン県(東北部)の県木。

(従来掲載しておりました画像は誤りでしたので、画像を差し替えしました。2014/06/01)
   
葉(右の樹の葉画像)  葉(別の本種の株より)
   
 シリキット植物園にて

 樹形・幹・葉 樹高30~40m半落葉高木。幹は通直。樹皮は灰褐色縦に深裂。
         葉:単葉,互生。8~15cm長楕円形。全縁。
 花・果実 花:淡黄色(白色に近い),花弁鉾形。総状花序。  
       果実:乾果(翼果)。蕚が発達し果実を包む。萼は2枚長く3枚短い。。果実は球形。種子1個。
 花期 12~2月開花。 果実は3~4月に熟し落下する。 (花果実は撮影できておりません)
 
 木材 木材流通名はメルサワ(複数種の名称)。Anisoptera属はメルサワと呼ばれ東南アジアの半島部・島に多く産する。我が国の高度成長期には合板として多用された樹種である。 
 
 実感 シリキット植物園に数本生育しているがやや小木で、残念ながら開花・結実に遭遇していない。花は白く果実は咢2枚が長く、他の3枚は見えないほどに短いようだ。本種は木材として著名な種である。

*ターク県のタークシン・マハラート国立公園にある高さ50m周囲16m、推定樹齢700年のクラバークがあり、タイにおいては高さ最高の樹として著名である。

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