Nelumbo nucifera /ハス(蓮) |
科名属名学名 | ハス科 Nelumbo nucifera |
タイ名 | บัวหลวง(ブア・ルアン) |
その他名称 | 英名 East Indian Lotus 、Sacred lotus。 中国名-荷花、莲花 インドヒンディ-語Pundarika, Padma、インド諸語Padmaが多い。 |
原産地など | インド・東南アジア・中国。 我が国にも生育。 |
用途など | 池に観賞用植栽。献花。地下茎(蓮根)・種子を食用。 インドの国花。 |
花(桃色) | |
チェンマイ市内にて撮影 | 花(白花) |
花の中央部 | 果実 | 野菜市場にて 花梗 |
野菜市場 花梗 | 野菜市場 地下茎 (รากบัว=蓮根) | 野菜市場にて 蓮根 |
樹形・幹・葉 多年生水生植物。地下茎から長い茎を伸長し出葉。葉は浮葉と立葉(水面より高)。 葉:径15~40cm楯状円形(葉柄は葉の中央)。全縁・波状。撥水性あり。 |
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花・果実 花:花径10~20cm花梗頂に単生。花弁多・桃色又は白色・雄蕊多。雌蕊は花托に内生。 果実:蜂の巣状の果托孔に内生。堅果。長さ1.8~2.5cm楕円形。果皮堅硬。黒熟。種子1cm楕円形。 | ||
花期 1~3月開花旺盛。 | ||
*タイ名บัว(ブア)は、ハス科及びスイレン科の植物名には区別なく用いられる。 | ||
野菜 花梗・地下茎を野菜として食用にする。 *タイ語รากบัว=ラーク(根)・ブア(蓮)は蓮の根の意である。 |
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仏典の植物 南伝仏教では、ブッダはマーヤ夫人の出産直後に歩き始めた際にその足を蓮華が支えたことなど、様々な場面で蓮華が登場する。北伝仏教でも同様であり更に仏具(蓮華座など)にも多い。我が国にも生育するからかとも思われる。 仏典の白蓮華(梵語名ブンダリカ=分陀利華)は本種の白花、赤蓮華(梵語パドマ=波頭摩)は本種の赤花であるとの説が有力である。 |
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雑感 チェンマイ市内の寺院の池によく見かける。池の無い寺院には、水を張っての鉢植えが多い。花蕾は献花として市場で売られている。紅白の花は気品を感じさせていいものだ。 蓮根はいつでも採れると思うが野菜市場では余り見かけない。食用利用はタイでは少ないかも。 |
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