Dregea volubilis / クラトゥン・マーバー
 科名属名学名  キョウチクトウ科学名 Dregea volubilis                 (従来ガガイモ科)
 タイ名 กระทุงหมาบ้า(クラトゥン・マーバー)、 ฮ้วนหมู (フゥアン・ムー)  ฮ้วน(フゥアン)
 その他名称 英名ー        中国名ー南山藤
 原産地・分布 インド?東南アジア・中国南部。   タイでは雑木林・乾燥林に生育多。植栽あり。
 用途など 若葉・若芽・花は食用(やや苦味あり)。根は薬用。
    
  花  花序
 チェンマイ市内にて(大樹に絡む蔓)   果実(対生)  裂開果実
 葉(極冠横付近)  葉(長く下垂した蔓の葉)  根本付近
     
 苗市場にて   野菜市場にて 同左の拡大 

 樹形・幹・葉 大型の半落葉性木本蔓。大木に着生。   葉:単葉・対生。長さ6~20cm広卵形先鈍尖。
         *大型の木本蔓であるが絡まった他樹の極冠を制することは無さそう。何とか共存している。
 花・果実 花:花径1.5cm萼片5裂・花弁5裂淡緑色。20花以上の集散花序。    
       果実:さく果。対生。長さ7~10cm紡錘形。黄褐色に熟して裂開。種子は毛あり。多数。
 花期 花期  不明 (花画像は3月撮影)     
 
 野菜 若芽・若葉・幼花を食用にする。市場ではよく見かける野菜である。
      *苗市場で鉢植えが販売されていた。葉形は成木の葉にくらべ細長い。栽培もあると思われる。
 
 雑感  かなりの大型の木本蔓でチェンマイ市内でも植栽を見かける。大樹に絡むが極冠を制するには至らずに途中で枝を横に広げ展葉していることが多い。細い長く下垂した蔓先にも出葉する(食用の葉の採取は容易)。極冠を制するほどには大きく無く、花・果実が地味なことから気が付き難いが、注意して見れば市内等でも植栽はかなりある。

我が国では余り知られていないようだが、タイ(特に北部・東北部)ではよく知られた大型木本蔓・野菜である。

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