Styrax benzoides / アンソクコウノキ(安息香)
 科名属名学名 エゴノキ科 Styrax benzoides (syn)Styrax benzoin
 タイ名 กำยาน(カムヤーン) 
 その他名称 英名Benzoin tree  インドネシア名Kemenyan 中国名ー安息香  
 原産地 インドネシア・マラヤ・インドシナ            タイでは北部東北部の山間部に生育。
 用途など 樹脂から薫香料(ベンゾイン=安息香) 
     
 花  花序
   
 シリキット植物園にて撮影(満開)  果実  樹皮

 樹形等 10~20m半落葉。樹皮は赤灰色,樹脂を含む。 葉:単葉,互生。
 花・果実 花:白色の花弁5深裂。集散花序。   果実:淡緑色の扁球形。種子1~2個。開裂
 花期  1~2月開花。果実は3~4月に熟す。
 
 香料 本種の幹に切り口をつけ滲出固化した樹脂を安息香という。バニラ様の甘い濃厚な香りがし香料に用いられる。
 
 雑感 シリキット植物園に多数生育していた。自生もあるかと思われる。成木は小花多数で満開時は美しい樹である。幹から滲出固化した樹脂は付着してなかったので,残念ながら香りを嗅ぐことはできなかった。当然のことながら,花はエゴノキ(Styrax japonica)に好く似ている。

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