Goniothalamus属数種 < Goniothalamus laoticus><Goniothalamus elegans>
<Goniothalamus macrophyllus>
Goniothalamus tamirensis><Goniothalamus tapis>
<Goniothalamus tenuifoliu>   

バンレイシ科Goniothalamus属は東南アジア全域に30種程あり、内タイには20種程が見られる。6種掲載。

 Goniothalamus laoticus/カオラーム・ドン
    
 花  花
   
チェンマイ市内にて撮影  幼果実 果実 
     
 果実 葉葉 
 科名属名 学名 バンレイシ科ゴニオタラムス属 Goniothalamus laoticus
 タイ名 ข้าวหลามดง(カオラーム・ドン)
 その他名称 英名ー
 原産地 東南アジア大陸部。         タイでは海抜200~900mの原生林・雑木林に生育。希少種
 用途など 装飾樹として植栽。
 樹形・幹・葉 高さ4~8m常緑樹。幹は柔軟。葉:単葉・互生。長さ10~20cm披針形先尖。革質。やや波状。
 花・果実 花:萼片3短緑色・花弁3長黄緑色・雌蕊多雄蕊多。夕方芳香。幹枝葉腋に単生又は小花序。
       果実:集合果。小果は液果。円筒形。黄緑色。種子2~4個      
 花期 4~7月開花。6~9月結実
 
 雑感  希少種だがチェンマイ市内に植栽されている。バンレイシ科は果実に出会うことが少ないが、本種は果実が良く生り、しかも大きくて形が好い。(本属の花は全て)芳香も強く、タイ人好みだ。


  Goniothalamus elegans/パーナンチウ
      
 果実
   
  シリキット植物園にて撮影 熟果実  葉
   科名属名 学名 バンレイシ科ゴニオタラムス属 Goniothalamus elegans
   タイ名 ปาหนันจิ๋ว(パーナンチウ)
  原産地 タイ東北部・ヴェトナム中部。               
  特徴 情報極小。希少種と思われる。 特徴は下記Goniothalamus laoticusを参考にされたい。
  雑感 シリキット植物園の育苗園に鉢植えされていた。花は小さく気を付けて見ないと見逃しそうである。


 Goniothalamus macrophyllus/キンドークディアオ
   
  花  花
シリキット植物園にて撮影 果実  葉
   科名属名 学名 バンレイシ科ゴニオタラムス属 Goniothalamus macrophyllus
   タイ名 กิ่งดอกเดียว(キンドークディアオ)     キン=枝 ドークディアオ=単生花
  原産地 マレーシア半島・サラワクの熱帯雨林に多い。
  特徴 高さは5m程。長さ20~30cmの長楕円形の革質の葉が特徴的である。 
  雑感 シリキット植物園の山中に植栽されていた。マレーシアの熱帯雨林に多い本種が何故 ここに植えてあるのか良く解らない? 樹の成長はイマイチのようで葉は元気がない。


 Goniothalamus tamirensis/チャムピー・ヒン
 
 花  花
 
 シリキット植物園にて撮影  葉  幹
   科名属名 学名 バンレイシ科ゴニオタラムス属 Goniothalamus tamirensis (syn)Goniothalamus marcanii
   タイ名 จำปีหิน(チャムピー・ヒン)ข้าวหมาก (カーオマーク
  原産地 タイ・カンボジア(分布地域は狭いと思われる)
  特徴 高さ1~3mの低木で、葉も花も小型。果実は撮れてないがGoniothalamus elegansに類似。
  雑感 シリキット植物園には数本の植栽。花は好く咲いていた。薬用で知られているようだ。 


Goniothalamus tapis/ブガー・ラムチアク
 花蕾  花
 花博公園にて撮影  花 (手で開けて中を見た) 葉 
   科名属名 学名 バンレイシ科ゴニオタラムス属 Goniothalamus tapis
   タイ名 บุหงาลำเจียก(ブガー・ラムチアク)
  原産地 タイ・マレーシア・インドネシア。
  特徴 高さ3~6mで葉も花も大きめ。 *掲載画像の花色は暗いが本来は黄白色である。
  雑感  花博公園に植栽されていた。花弁は3*2で、内側の花弁は蕊をしっかりガードしていた。


Goniothalamus tenuifolius/パーナン・キーメーオ
   
  花  花
   
  シリキット植物園にて撮影  幼果実  葉
   科名属名 学名 バンレイシ科ゴニオタラムス属Goniothalamus tenuifolius
   タイ名 ปาหนันขี้แมว (パーナン・キーメーオ)
  原産地 タイ以外は不明。                タイ南部の海抜200~400mの林に生育多い。
  特徴  高さ4~6m常緑樹。花は小さ目だが好く咲く。
  雑感  シリキット植物園に植栽されていた。植物情報は乏しいが、薬用情報は豊富!

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