Hibiscus sabdariffa / ローゼル
 科名属名学名 アオイ科フヨウ属Hibiscus sabdariffa
 タイ名 กระเจี๊ยบแดง(クラチアプ・デーン)
 その他名称 英名Roselle,Jamaica Sorrel  
 原産地/分布 西アフリカ原産か。熱帯から亜熱帯に栽培             *我が国にも栽培。
 用途など 萼片は食用(生食・ジャム・飲料).。葉は野菜として食用。茎から繊維採取。
   
 蕾
 
チェンマイにて撮影 開花
     
 果実(萼が肥大発達)  葉  
     
野菜市場  生の萼 野菜市場 乾燥した萼(飲料用) ローゼルジュース 

樹形等 高さ2~3m多年生草本(基部木質化)。茎は赤色又は緑色。葉:単葉・互生。成葉は掌状3~5裂。多毛。
花・果実 花:花径4~6cm。咢5・花弁5白黄色,中央部が赤褐色,雄蕊合着雌蕊1長。葉腋から単生、一日花。       果実:さく果。紫赤色の萼が発達。開裂5片。 種子:?
花期 10~11月に開花。結実(収穫期)は12月以降。 *ローゼルは短日生植物で日本では9月~10月に開花するが,タイでは少し遅れ開花する。太陽の位置の相違の影響と思われる。
 
 
野菜 萼片と若葉を食用にする。萼片は生食(サラダ等)に、葉は各種野菜料理に用いる。
 
飲料 ナム・クラチアプ(น้ำกระเจี๊ยบ)と称されるポピュラーなジュースであり,乾燥した萼を煮出して作る。
たいていの飲食店のメニューにある。酸味と甘味が程良く調和しスッキリした味である。梅干しを作るときにできる赤紫蘇の色をした液をジュースにしたようで、懐かしい味に感じられる。                       
 
雑感 チェンマイの花博公園の名表板を調べて,ローゼルと判った。ローゼルは野菜として、またジュースとしてチェンマイでは広く飲用されている。市場でもよく見られるので,近郊には栽培されていると思われる。 

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