Hibiscus tiliaceus / オオハマボウ
 科名属名学名 アオイ科 Hibiscus tiliaceus                     和別名 ユウナ。
 タイ名 ปอทะเล(ポー・タレー)      *ポーは植物樹皮から作る繊維,タレーは海,海岸。
 その他名称 英名Parohemp, Sea hibiscus   
 原産地/分布 熱帯亜熱帯各地の海岸沿いに分布。           わが国では沖縄県等に自生。
 用途など (古くは)樹皮繊維は縄や布の材料。防風防砂林,生垣として植樹。。 
 
 開花
 
   チェンマイ花博公園にて12月撮影(開花多数)   萎んだ花
     
 裂開した果実 花博公園の若葉 花博公園の成長した葉
   
シリキット植物園で撮影 同左の極冠部分の様子 同左の斑入りの葉

樹形・幹・葉 樹高3~10mの常緑樹(半落葉)。分枝多い。樹皮は平滑・繊維質。葉:単葉,互生。広心形。
花・果実 花:花弁黄色・中心部に褐色斑点。単生。  
       果実:朔果。1.5cm卵円形。開裂5片。   種子:径5mm偏球形。水浮揚は長期可。種子。
花期 ほぼ通年。花は朝開き夜萎む。
 
名称 タイ名ปอทะเล(ポー・タレー)は,ポー=樹皮繊維,タレー=海,海岸・・・海岸の樹皮繊維の樹の意。
*樹皮繊維ポーについては,アオギリ科ポー・カーオ(Sterculia pexa)を参照下さい。
 
雑感  チャンマイ花博公園のバングラデシュ園,シリキット植物園の山頂に,斑入り種が咲いてた。海岸湿地を好むようで内陸山地のチェンマイでは通常見られないが,両植物園ともに花数も多く好く茂っていた。タイでは海岸地帯に広く自生している。

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